OCRとは、「Optical Character Recognition/Reader(光学的文字認識)」の略称です。
紙に手書きや印刷された文字を、スキャナやデジタルカメラなどで読み取り、コンピュータの文字コードにデジタル変換する技術です。
これに、AI(人工知能)による学習機能を備えたものが、「AI-OCR」です。
AI-OCRは、従来型のOCRでは正しく認識できなかった「ゆがんだ文字の読み取り」にも対応。紙からデータ化する手間を大幅に削減します。
■AI-OCRのメリット
✅手入力の時間と担当者の負荷を削減
→時短・残業コスト削減・ストレス軽減
✅大量の伝票も機械に任せて、他の業務に取り掛かれる
→業務遅延解消・効率化
✅紙伝票のデジタル化で保管スペースが減る
→省スペース・コスト削減
✅デジタル化で検索が可能になり、紙伝票を探す手間が減る
→時短・ストレス軽減
このように、
多くのメリットを持つAI-OCRですが・・・そんなAI-OCRも万能ではありません!
■AI-OCRの課題
✅文字認識の精度
使用するソフトウェアの性能により「文字認識の精読率」が異なるため、その後の「データ修正の手間と時間」が大幅に変わってくる。
✅データの活用
処理は「文字データをデジタル変換する」ところまで。その後の基幹システムへのデータの登録や加工はできない。
つまり、
AI-OCRでデジタル化したデータを最大限活用するには、重要なポイントがあるのです。
■AI-OCR活用の重要ポイント
AI-OCRを活かし、「伝票処理の自動化」「オフィスの働き方改革」を実現するには、
1.最適な「OCRソフトウェア」の選択
2.データ活用を可能にする「RPA」との連携
3.データ処理のパフォーマンスを向上させる「ユーザーごとのカスタマイズに対応するツール」
が必要不可欠なのです。