14年ほど前の事例です。
某コンビニエンスストアのバックオフィス業務改善のため、収納代行納付書を高速にバーコード認識し、帳票仕分けを行う専用機の開発について相談を受けました。
当時の納付書は、税公金含め多くの帳票や圧着はがきの登場で用紙のタイプも多様化していました。
そのため、多様化した用紙に対応しつつ、大量の帳票の時間生産性及びオペレータの従事しやすい環境を考慮した製品開発が必要となりました。

当社の対応

  1. 製品のコンセプトプラン作成
  2. 製品スペック及び設置環境プラン
  3. オペレータニーズの抽出
  4. 市場製品の調査と流用の可能性検討
  5. 開発可能なパートナー企業の調査
  6. 保守など長期利用体制を考慮したパートナー企業の選定
  7. 見積もり精査
  8. 開発スケジュールの作成と工程管理
  9. テスト帳票の準備と負荷テスト計画の作成
  10. ファームウエア等の内部構造の適正評価
  11. テスト機の評価検証
  12. バグや当初計画との機能相違店の洗い出しと対策案の策定
  13. 運用観点でのオペレーション用アプリケーションの設計
  14. PC等の制御機器の最適化と機器使用のまとめ
  15. ブロック単位の稼働検証
  16. 全体構築と総合テスト評価
  17. 最終設計書の作成とインターフェイス仕様等販売に必要なドキュメント準備
  18. テスト導入及びエンドユーザ評価検証立ち合い
  19. 評価時の相違点に関する洗い出しと対策プラン作成
  20. 最終納品携帯の構築及び保守計画等のリリース
  21. 関係各社のパートナーシップの確立
  22. 一定期間の運用サポート

上記のように多岐にわたり、当該プロジェクトは製品リリースまで1年半ほどかかり、運用サポートまでの期間は全国に展開するにあたり、5年ほどサポートを実施したしました。
開発できる企業のピックアップや保守運用する長期的なスパンでのお話など、非常に多くの経験をさせていただきました。

当社では、業務分析を基にした最適な入力ソリューションモデルの検討も可能です。
業務フロー分析と合わせて、ご検討いただけたらと思います。